他院で断られた方もご相談を
他院で断られた方も、ぜひご相談ください。
「あごの骨が少なくなっているので、インプラントはできない。」と、他院でインプラント治療を断られた方はいらっしゃいませんか?
歯周病や虫歯の悪化によって歯を抜いてしまいますと、あごの骨への刺激が少なくなることや入れ歯の圧迫などによって、あごの骨が薄くなってしまう傾向があります。
そのような経緯であごの骨が薄くなった患者さんでも、あごの骨を補うことによってインプラント治療が可能となる場合があります。これらの手術は「骨増大手術」と呼ばれ、患者さんのあごの状態により、様々な治療方法があります。
※最近では、骨増大手術を施すまでもなく短いインプラントを埋入したり、インプラントを傾斜させたりする方法なども可能となっています。ぜひ一度、ご相談にお越しください。
実際の施術内容~骨造成処置
インプラントを埋入するには、土台となるあごの骨に「ある程度の高さや量」が必要となります。しかし、上あごの骨には生物学的に上顎洞(サイナス)という空間があるため、元々上あごの骨は下あごの骨よりも少ないのが実情です。
また、歯周病や長年の入れ歯などであごの骨が痩せていたり、破壊されていたりする場合も骨の量が少なくなります。
そこで、当院で行っている3つの「骨の量を増やす処置(骨造成処置)」をご紹介します。いずれも代表的かつ、高度なインプラント治療法です。
ソケットリフト
あごの骨が5㎜以上ある場合に行う骨造成処置です。
具体的には、ドリルによって上顎洞に貫通する直前までの穴を開けます。そして、金槌のような器具で徐々に衝撃を加えながら、上顎洞粘膜に覆われている上顎洞を押し上げていきます。
この穴に特殊な器具を使って骨移植材を隙間なく詰めます。これによって骨の厚さを増幅させ、インプラントを埋入した後の骨の強度を上げます。
サイナスリフト
上顎洞までの距離が5㎜以下の薄い上顎骨(ソケットリフト法が使えない場合)に用いる治療法です。
ソケットリフト法のように下から骨を持ち上げるのではなく、歯茎の横から上顎洞に向けて穴を開けます。そして、横から上顎洞粘膜を押し広げ、その隙間に自家骨、及び人工骨を入れて骨を増やします。
GBR(骨組織誘導再生)
GBRとは、インプラントを埋入するのに十分な骨の厚み、幅がない場合に、骨の薄い部分を特殊な膜(遮断膜)で覆い固定することで自家骨の再生を待ち、インプラントの予後を確実にする治療法です。
インプラント埋入手術前に必要な骨を作る方法の他に、インプラント手術の時に処置を行う方法もあります。