初めての方へ。当院が安売りできない理由。
初めての方へ。当院が安売りできない理由。
こんにちは、横浜インプラントセンター上大岡/おいかわ歯科クリニック院長/老川 秀紀です。
突然ですが、皆さんはインプラントについてどう思っていますか?
「よく噛める。」
「見た目が本物の歯と変わらず美しい。」
といったイメージを持っている反面、
「手術が怖そう。」
「場合によっては失敗することもある。」
といったご不安をお持ちの方もいらっしゃると思います。実際、医療ミスの問題、治療後のトラブルの問題……。
これを読んでいるあなたも、そうした記事を見かけた方も多いのではないでしょうか。
昨今のインプラント治療の事故・失敗の原因とは?
昨今のインプラント治療の事故・失敗の原因は、「1人のドクターのキャパシティを大きく超える治療回数の多さ」「手術前の診査・診断の不十分さ」が挙げられると、私は考えます。
こうしたことを防ぐためにも、余裕を持った診療体制と手術前の診査・診断をシッカリとした手順を持って行えば、こうした事故は起こりようがないと考えます。
適正な価格で治療を提供しています
環境をシッカリと整えると、当然ですが安価にインプラント治療は提供できません。そのため、当院では適正な価格で治療を提供しております。逆にいうと、「値段の安い治療=良い治療」ではありません。
その場限りではなく、安全で確実なインプラントを提供するためには、本当に納得できる価格設定が必要となります。まず患者さんには、そうした事実をシッカリと理解していただきたいと考えております。
安全で確実なインプラントを提供するための当院の取り組み
【ポイント1】インプラント埋入本数を年間200~300本程度に抑える。
一般的なインプラント医が自らの技術を保ち続けるためには「症例数年200~300本程度」が一つの基準となります。
私自身、以前はかなり多くのインプラントを埋入していました。しかし、時間的な関係上、慌ただしくなってしまうこともあり、現在では時間的なバランスを取りながら手術を行っております。
歯科医として、お口の中全体のバランスを見て治療をしていくことを考えると、年間何千本とインプラント治療を行うことは避けたいところです。したがって、症例数年200~300本程度が、安全なインプラント治療の一つの基準ではないでしょうか。
【ポイント2】CTを常備。全ての工程をシッカリ踏襲。
これからの時代、CT撮影なしにインプラントを行うことは絶対に避けるべきだと考えます。施術中に術者が何か違和感を感じた場合、その場でCTによるチェックを行う…このステップは安全確認のために必要不可欠です。
ここまでCTを強調する理由は、数年前に都内某所で起こった医療事故に対して「事前にCT撮影を行っていれば、防げた事故だったはず。」と思われることから、「インプラント従事者の一人としての思案と反省。」です。
また、CTは必ず撮影するものの、院内には常備していない医院もあります。その場合、CT撮影のために患者さんを他院にご紹介することになり、患者さんに余計な時間と費用の負担を課すことになります。
人の体は平面ではありません。安全のために「3次元で診断すること」は、医療人として当然だと考えます。以上から、患者さん側としては、CTを常備している医院を選ぶこと。これが、これからの時代にインプラント治療を受けるための必須条件だと思われます。
【ポイント3】最良と思われる素材を使用。
当院では全てにおいて、院長が本当に納得した素材しか使用をしておりません。特に使用するインプラント体は、患者さんのお口に合い、最良と思われるものをチョイスして使用しております。
適切な治療を適正な価格で提供
技術を高め、安全を確保するための機具・機器を揃えるためには、ある程度の時間的・金銭的な投資が必要となります。
そのため、当院では10万円インプラントのように安価なインプラントを提供することはできないと、はっきり申し上げさせていただきます。安売りは危険です。
中には、信じられないくらい安価で、一人の歯科医師が1日に数十人もの患者さんを治療している医院があるようですが、その分報告されるトラブル数も多くなっていると言われています。
当院では、一切の安売りはしない代わりに適切な費用と適切な時間をかけ、手抜きすることなく、全ての工程をシッカリと踏んだ上で、安心・安全な治療をご提供いたします。