マイクロスコープ(顕微鏡歯科)
マイクロスコープを用いた歯科治療
マイクロスコープ=手術用顕微鏡です。
テレビで脳外科の治療で用いられている状態を目にしたことがある方は多いかと思います。
画像のように大きなモニターに拡大して治療画像をお見せすることもできます。
小さいところを拡大して見るために用います。
当院では普段からあらゆる治療に拡大鏡(ルーペ)を持ちいておりますので、裸眼で処置をすることは滅多にありません。
通常用いられているルーペでの拡大はせいぜい8倍までです。
マイクロスコープでは20倍を超える所まで拡大することができます。
私たちの手は見えているところは驚くくらい細かく処置をすることができます。
2.5倍と20倍の画像です。
2.5倍でも裸眼とは全く別世界なのですが、さらに違う世界が広がってきます。
いわゆる虫歯の治療、歯の根の治療(歯内療法)などあらゆるものに用いることができます。
特に近年歯内療法でマイクロスコープを用いることが多くなっています。
【マイクロエンドデンテイストリー】という分野になります。
歯根の中という非常に細かい部分もマイクロスコープを用いることで奥まで見えてきます。
見てしっかりと清掃するということが歯内療法を成功に導く基本となります。破折器具の除去などもよく行っております。
保険診療の場合、歯科医師が必要と判断したとき、保険診療の一環としてマイクロスコープを用いて治療いたします。
また、自由診療の場合、患者様のご希望があれば、マイクロスコープを用いて治療いたします。この場合、追加費用はいただいておりません。
なお、マイクロスコープを用いることにより生じるリスクや副作用はございません。