院長ブログ

むし歯は子どもにうつります

こんにちは。院長の老川です。
5月5日は「こどもの日」でしたが、
「端午の節句」でもありましたね。

 

鯉のぼりや五月人形を飾って、
お子さんの成長をお祝いした
ご家庭もあるのではないでしょうか?

 

日々の生活の中で、
お子さんの成長を感じる場面は
たくさんあると思いますが、
歯の生え変わりもその一つでしょう。

 

 

乳歯は生え変わりますが、
永久歯は生え変わりません。

 

子どもの頃から歯みがき習慣を身につけ、
むし歯を予防し、一生自分の歯で
お食事を楽しんでいただきたいと思います。

 

 

 

さて、みなさんは「むし歯はうつる」
ということをご存知でしょうか?

 

 

正確にいうと、
むし歯がうつるのではなく、
「むし歯菌」がうつります。

 

 

むし歯菌は生まれたばかりの
赤ちゃんのお口の中には存在しません。

 

しかし、お父さんやお母さんの口から
「だ液」を介して
うつります。

 

 

 

 

◆「どんなとき」にうつる?

 

むし歯菌はだ液に含まれるため、

・スプーンやコップなど食器の共有
・食べ物の口移し
・キス
・熱い食べものをフーフー冷ます

によって感染します。

 

 

 

 

 

特に感染しやすい時期は、
生後19ヶ月~31ヶ月の間。
『感染の窓』と呼ばれる時期になります。

 

 

 

 

◆妊娠中に増えるむし歯菌

 

お父さんお母さんの
お口の中にむし歯菌が多いと、
お子さんへの感染リスクも上がります。

 

大切な赤ちゃんの歯を感染から守るためにも、
親御さんのお口のケアは大切です。

 

 

特に、お母さんの場合は
妊娠中のつわりで食生活が乱れやすく、
口内環境が乱れがちに。

 

むし歯や歯周病になりやすいので、
いつも以上に入念なケアを心がけてください。

 

 

ブラッシングができない時でも、
軽く口をゆすいでおくのがお勧め。

 

お茶やお水を飲んでおくだけでも
むし歯予防になります。

 

 

そして、安定期に入ったら
歯のクリーニングを行い、
むし歯があれば
ぜひ治療を受けましょう。

 

 

 

 

◆むし歯になりやすいところ

 

乳歯がむし歯になりやすい主な場所は、

・奥歯や、上の前歯の「歯と歯の間」
・歯と歯ぐきの境目
・奥歯の溝

 

 

 

 

 

最初に生えてくる永久歯、
通称「6歳臼歯」も
歯ブラシの毛先が届きにくく、
むし歯になりやすい場所です。

重点的にケアしましょう。

 

 

 

 

◆乳歯のむし歯も放置はNG

 

一見、
「乳歯は生え変わるし、
むし歯になっても問題ないのでは?」

 

と考えてしまうかもしれませんが、
それは大きな間違いです。

 

乳歯にむし歯があると、むし歯菌の数が増えて、
すぐ下に控えている永久歯にも悪い影響を与えます。

 

特に、3歳を過ぎるとむし歯が急激に増加するので、
3歳までの予防も欠かせません。

 

 

感染に気をつけるのはもちろん、
ダラダラと食べないなど、
「むし歯になりにくい習慣」をつくりましょう。

 

 

 

 

歯科医院では治療だけでなく、
ブラッシング指導なども行っています。
大切なお子さんがむし歯になる前に、
ぜひ親子で歯のメインテナンスにいらしてください。

 

 
おいかわ歯科クリニック
〒233-0002 神奈川県横浜市港南区上大岡西1-10-11 ウスイクリニックビル6F
TEL:045-849-1344
URL:http://oikawa-dental.jp/
Googleマップ:https://g.page/Oikawa-shika?gm


どこにも触れず『検温と除菌』

こんにちは、おいかわ歯科クリニックです。

春深く、木々の緑に心躍るこのごろ、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

新型コロナウイルスのワクチン接種が始まっていますが、

まだまだ予断を許さない状況は続いています。

 

当院では、受付横に非接触型の体温計と自動アルコール噴射器を導入しております。

 

1.マスクを外す必要がない

マスクをしたままでもAIが顔を認証し、どこにも触れることなく、誤差±0.3℃の高精度を1秒以内で測定します

 

 

2.高性能自動除菌ディスペンサー装備

非接触型の消毒液噴霧器で手をかざすだけですばやく除菌します。

 

 

 

スタッフ一同、検温および体調管理を徹底しています。患者さまも、来院に際しては検温および消毒にご協力ください。

はやくコロナが収束しますように。

 

【お知らせ】
GWは、カレンダー通りに診療を行います。
急に痛みが出たような場合、まずはお電話ください。
ご希望の時間がすでに埋まってしまっている場合、
応急的な処置だけになるかもしれませんが、
可能な限り拝見いたします。

 

おいかわ歯科クリニック
〒233-0002 神奈川県横浜市港南区上大岡西1-10-11 ウスイクリニックビル6F
TEL:045-849-1344
URL:http://oikawa-dental.jp/
Googleマップ:https://g.page/Oikawa-shika?gm


放置しないで!知覚過敏

こんにちは。院長の老川です。
4月7日は「世界保健デー」、
世界保健機関(WHO)が誕生した日です。
WHOは世界の人々の健康を守るため、
毎年この日にテーマを決めて啓発活動を行っています。

 

お口の健康は全身の健康にも影響を与えますので、
歯は大切にしてくださいね!

 

 

さて、お口の健康維持に欠かせない定期検診ですが、
患者さまを診ていると、中には
「むし歯じゃないのに歯がしみる…」
という方がいらっしゃいます。

 

むし歯や神経の炎症がないのに歯が痛いときは、
『知覚過敏』かもしれません。

 

 

 

 

 

◆知覚過敏とは!?

 

冷たいものや甘いものを口にした時、
そして歯を磨いている時などに
ピリッとした鋭い痛みが起こる症状を
『知覚過敏』といいます。

 

知覚過敏をもっとも多く患っているのは
20歳〜50歳で、
日本人の4人に1人が経験している
と言われています。

 

知覚過敏は一過性の痛みで
刺激がなくなればおさまるため、
放置している方も多いのではないでしょうか?

 

 

とはいえ!

 

知覚過敏は放置しておいても治るとは限らないので、
注意したい症状です。

 

 

 

 

◆知覚過敏はなぜ起こる?

 

知覚過敏は
「象牙質(ぞうげしつ)の露出」によって起こります。
歯の中心には神経があり、
やわらかい象牙質と硬いエナメル質に覆われています。

 

 

通常であれば、
歯の一番外側をエナメル質が覆っていて
痛みを感じることはありません。

 

ですが、象牙質が露出すると神経に刺激が伝わり、
痛みを感じやすくなります。

 

 

 

 

象牙質が露出する原因は、
・打撲で歯が欠けた
・歯ぎしりや食いしばりで歯がすり減った
・酸の強い食べものや飲みもので歯が溶けた

 

などが考えられます。

 

 

 

硬い食べものばかり食べている人も、
歯に強い負担をかけることがあるので
注意しましょう。

 

 

 

 

◆歯ぐき下がりも知覚過敏の原因に!

 

歯の根っこも知覚過敏が起こりやすい部分です。
歯ぐきが下がると歯の根が露出して、
象牙質がむき出しの状態に…。

 

 

 

 

歯ぐきが下がるのは、
・加齢
・歯周病
・過度なブラッシング

 

などが主な原因。

 

 

 

 

 

◆知覚過敏は放置しないで!

 

知覚過敏を放置していると、どうなるのでしょうか?

 

まず、歯ブラシが触れると痛みを感じるため、
歯みがきもおろそかになりがちです。
すると、プラークという細菌のかたまりが歯に付着し
むし歯になってしまうことも。

 

また、歯周病が原因の場合は、放置していると
いずれ歯が抜けてしまう原因にもなります。

 

そもそも歯がしみると、
おいしい食事も楽しめませんので
早めの受診をおすすめします。

 

 

 

◆歯みがきと治療で歯の健康を守ろう!

 

「知覚過敏かも!?」と思ったら、
歯みがきの仕方を見直してみるのも一つの方法です。

 

知覚過敏で歯がしみる時は、

①余分な力をかけない「ペングリップ」で歯ブラシを持つ
②毛先のやわらかい歯ブラシで力を入れず小刻みにみがく
③常温もしくはぬるま湯で口をゆすぐ
④歯みがき粉は知覚過敏に有効な「硝酸カリウム」入り

 

などのポイントに気をつけて歯を磨くのがおすすめ。

 

 

 

ご自身でできることもありますが、
痛みが続くときは我慢せず、
お早めにご相談ください!

 

 

おいかわ歯科クリニック
〒233-0002 神奈川県横浜市港南区上大岡西1-10-11 ウスイクリニックビル6F
TEL:045-849-1344
URL:http://oikawa-dental.jp/
Googleマップ:https://g.page/Oikawa-shika?gm


静かなる侵略者、歯周病

こんにちは。事務長です。前回のブログで、歯が抜ける原因の一つとして歯周病があると申し上げました。歯が抜ける原因としては、虫歯よりも多いようです。また、近年の研究で、お口の中だけでなく、全身に悪影響を及ぼすことが徐々に明らかにされてきています。

 

歯周病の自覚症状の一つに、歯茎からの出血があります。これは歯茎の血管から体内に侵入しようとする歯周病菌を撃退すべく白血球が集まり、そのために血管の壁が薄くなったところをブラッシングするからだそうです。

大半の歯周病菌は白血球により撃退されるようですが、死滅した細菌から毒素が出てそれが全身に悪影響を及ぼすとのことです。当然、生き延びて体内に侵入した歯周病菌も全身の様々なところで悪さを働きます。それゆえ、歯周病を早期に発見し、治療することが強く求められています。

 

これから、歯周病菌が全身に与える影響を具体的に見ていきましょう。かなり広範囲に影響が及ぶため、正直、怖くなってしまいました。しかし、このような情報に接することができたので、重大な結果が起きる前に対処する機会を得たと考えています。このブログをお読みの皆さまの一助になれば幸いです。

 

①心臓疾患・動脈硬化

歯周病菌が血管内を刺激することで、動脈硬化を誘導する物質が分泌され血管内に沈着物ができるようです。この沈着物があることで、血液の通り道は狭くなり、狭心症や心筋梗塞といった心臓疾患を発症させる原因となるそうです。もちろん、従来から言われている生活習慣に由来する部分も否定されていませんので、その点はお気を付けください。

 

②脳梗塞

①で紹介した血管内の沈着物が剥がれ落ち、脳内の微細な血管につまった場合、脳梗塞になってしまいます。歯周病の人はそうでない人の2.8倍も脳梗塞になりやすいとの結果があるそうです。

 

③糖尿病

死滅した歯周病菌の持つ毒素が、血糖値を下げるインスリンの働きを阻害する物質の分泌を促すそうです。それゆえ、歯周病の治療を進めると、インスリン阻害物質の分泌が減り、結果として糖尿病も改善するのだそうです。

 

④早産・低体重児

妊娠した女性が歯周病にかかっている場合、早産や低体重児になる危険性がかなり高まるとのことで、これは喫煙や飲酒とは比べものにならないほど高いのだそうです。特に妊娠を予定している女性は、徹底して歯周病対策を行っておくべきです。ちょっとの努力で大きなリスクを回避できます。

 

⑤誤嚥性肺炎

加齢により食べ物を飲み込む力が弱くなると、誤って気管や肺に食べ物が流れ込んでしまうことがあります。流れ込んだものの中に、細菌がいるとそれが繁殖して肺炎を発症します。この細菌の中で多いのが、歯周病菌であるとされます。

 

いかがでしょうか。一見すると歯周病とは何の関連もなさそうな疾患ばかりです。しかも重篤な結果をもたらすものばかり…。これら情報に接したとき、歯周病にはかかるまい、かかっているなら早く治そう!と心に誓ったものです。

 

ところが、歯周病にかかっていても初期のころは自覚症状がないため、気付いた時には手遅れ状況になることが多いです。

これに対処するには、自覚症状がない時から定期的に歯医者に通っていただき、歯周病菌の住みかとなるプラークや歯垢を除去していくことが大切になってきます。定期的にお口の中をきれいにすることにより、歯を失うリスクを少しでも減らしていくべきです。

ソフトバンクの孫さんも、3ヶ月ごとの定期的なケアを欠かさないそうです。

 

ところで、歯周病の発見が手遅れだった場合はどうすべきでしょうか。基本的には地道にプラークや歯垢を取り除くこととなりますが、外科的処置を取ることもあります。お口の中から歯周病菌を完全に取り除くことが目的です。

外科的処置の中でも大がかりなものとしては、かろうじて残っているご自身の歯をすべて抜いて歯周病菌の隠れ場所を無くしたうえで、一挙にお口の中から歯周病菌を一掃してしまうものがあります。歯周病の治療が終了した段階で、インプラントを埋め込んでお口の中を復元させます。このあと、きちんとお口の中をお手入れしていっていただければ、健全な状態を保つことができます。

 

おいかわ歯科クリニックでは、日本歯周病学会認定の専門医が在籍しており、適切な処置を行うことが可能です。そのうえ、インプラント治療にも力を入れておりますので、定期的なお手入れから外科的処置、さらにはインプラント治療まで一貫して行うことが可能です。

インプラントについて詳しくお知りになりたい方は、「こちら」のサイトをご覧ください。


どうしよう!?歯が抜けてしまった

初めまして。新米事務長のMOTOIです。歯の治療に関し、勉強したことを不定期ながらブログに

綴っていきたいと思います。記念すべき(?)第1回目は、歯が抜けてしまった場合の治療について、です。

 

歯が抜ける原因は、交通事故に巻き込まれるなど不慮の事故によるもののほか、歯周病が進んで自然に抜け

落ちてしまうことや、虫歯を放置したために抜歯せざるを得なくなってしまうといったことが考えられます。

どのような原因にせよ、歯が抜けたままの状態で放置した場合、それまでと同じようには噛めなくなって

しまいます。

ですので、ほとんどの方が入れ歯などを入れて噛めるように治療をするはずです。

ここで、入れ歯「など」と書きましたが、歯が抜けた場合の対応としては、入れ歯を入れることのほか、ブリッジと

呼ばれるものを付ける方法や、インプラントを埋める方法があります。順番に、どのような治療法なのか、メリットや

デメリットは何か簡単にまとめてみたいと思います。

 

まずは、入れ歯。歯科用語では義歯といいます。あまり説明はいらないとは思いますが、着脱可能な人工の歯を

抜けた歯の代わりに装着する治療です。一番のメリットとしては保険治療の一環として安価で治療ができること

でしょう。

新たに歯茎を切ったりしないので、その点もメリットかもしれません。

 

しかし、デメリットも多いです。まず、抜け落ちる前のご自身の歯と比べると、噛む力は10~20%程度しかないと

されています。これでは固いものを食べるのはかなり難しくなってしまううえ、あごの骨がだんだん薄くなっていきます。

 

また、部分入れ歯の場合、それを固定するために隣にある歯を削ってひっかける場所を作らなければなりません。この

削った部分から、虫歯が発生してしまうことが多いのです。さらに、お口全体を覆う総入れ歯の場合、歯茎に相当する

部分はプラスチックですので、食べ物の熱をあまり感じず美味しさが半減してしまうようです(ただ、この点については、

保険適用外の自由診療により回避することが可能です。)。

 

次に、ブリッジについて。これは、両隣の歯を削っていわば抜け落ちた部分の上に橋を渡すように人工の歯を取り付ける

治療です。歯を専用の接着剤で固定しますので、入れ歯のように取り外したりする煩わしさからは解放されます。保険が

適用されるものについては、入れ歯同様安価に仕上げることができます。

 

しかしながら、人工の歯と歯茎との間にわずかながら隙間ができますので、そこをきちんと歯磨きできないと歯周病の原因

を作ることになります。また、両隣の健全な歯を削る必要があるため、削ったところから虫歯になる可能性が出てきます。

さらには、噛む力はご自身の歯と比べると50%ほどになるといわれており、必ずしも元通りというわけにはいきません。

 

最後に、インプラントについて。顎の骨にチタン製のネジみたいなものを埋め込み、それに人工の歯を取り付ける比較的

新しい治療法です。チタンが骨にくっつくという性質を利用しています。

     

インプラントの魅力は、なんといってもご自身の歯とほとんど同じような状態を復元することができる、という点かと

思います。噛む力はご自身の歯の90%ほどといわれ、遜色がないそうです。また、歯がない部分に埋め込むだけですので、

他の健全な歯を傷つけることがありません

良いことづくしのようなインプラントですが、当然、デメリットもあります。その最たるものは、保険適用外であるために

治療費が高額になることです(医療費を控除する制度はあります。)。また、そもそも顎の骨が薄く手術ができない方も

いらっしゃいますし、チタンが骨と100%くっつくという保証もありません。さらには、人工の歯と歯茎の間にどうしても

隙間ができてしまうので、日常の歯ブラシだけでは歯周病と同じ現象が起きてしまいます(専門的なお掃除をするため、定期

的に来院していただく必要があります。)。

 

歯が抜けた場合の治療法は、以上のように3種類ありますが、どれも一長一短があります。担当医に色々お尋ねいただき、

ご要望に一番近い治療法を探っていただければと思います。

 

ちなみに、おいかわ歯科クリニックでは、院長の老川をはじめ、インプラント治療に力を入れております。インプラント

治療について、さらに詳しくお知りになりたい方は、専用サイトをご覧ください。


今年最初のインプラント海外研修 横浜市港南区上大岡のおいかわ歯科クリニック~横浜インプラントセンター上大岡~

こんばんは。横浜市港南区上大岡のおいかわ歯科クリニック~横浜インプラントセンター上大岡~老川です。
今年の花粉はきついです。薬を飲んでいるのに効いている気がしないくらいです。
先週一週間ロス・カリフォルニアへ研修へ行って参りました。
カリフォルニアでの研修は2008年以来でした。
いつもニューヨークやボストンなど東海岸が多いのですが今回西海岸の良さを感じました。
現地で歯内療法の専門医で大活躍の清水先生とも食事を共にさせて頂きました。
刺激的な時間でした。
インプラントは日々の仕事ですが、患者さんの口全体を診る上で歯内療法を欠かすことは出来ません。当院ではマイクロスコープを用いての根管治療を行っております。
今改めていかに歯を持たせることが出来るのか。安易に神経を取らないで済むようにMTAという材料を用いての歯の神経の保存を行っております。
材料が保険適応ではないですし、徹底した環境下で行うので自由診療となってしまいます。
しかしその価値があるものだと信じております。
何か気になればご相談ください。
では、明日も笑顔と感謝の気持ちを忘れずに前向きに過ごしたいと思います。
日本口腔インプラント学会専門医
ICOI Diplomate(国際インプラント学会指導医)
歯科医師 老川秀紀


気付けばもう2月 横浜市港南区上大岡のおいかわ歯科クリニック~横浜インプラントセンター上大岡~

こんばんは。横浜市港南区上大岡のおいかわ歯科クリニック~横浜インプラントセンター上大岡~老川です。
慌ただしい中あっという間に新年も2月を迎えてしまいました。
当院は変わらず、インプラント治療、ジルコニアやオールセラミックを用いた審美歯科治療、マイクロスコープ下での根管治療など多岐に渡る診療を日常としております。
今月もインプラント手術が続き、静脈内鎮静法下での手術も控えております。
さて、2月になり中学校入試も一段落がついた模様ですね。
私も甥が入試でした。
私自身が中学受験をしたのは25年以上前です。
高校受験もして、大学受験もして、たくさんの入試を通り過ぎてきました。
保護者の方々も当人も悲喜交々かと思います。
私がずっと診てきた子供達にも今年受験の子がたくさんいます。
自分自身がそうだったから言えるのかもしれませんが試験は試験、もっと言ってしまえばたかだか試験。通過地点です。
受かった方々は努力してきた自分を、お子様を存分にほめてあげてください。
残念だと思った方々もその現状を認めて前向きに進んでいきましょう。
所詮は通過点です。
横浜市で言えばバス停が変わった程度です。
行くべき路線も駅も行き先もずっとずっと先なはずです。
本当に精根尽きるまでやりきった方々には不快に感じてしまうことがあるかもしれませんがご容赦ください。
私は高校の同じクラスでは3分の1が東大に行きました。クラスの8割が東大、京大、一橋、東工大です。
私は残りの2割でした。
でもね。8割に入らないで本当に良かった。心の底からそう思っています。
私が歯科医師になった経過はHPにもありますので割愛致します。
これから高校入試も大学入試もあります。受験生を心から応援します。特に自分が診てきた子供達。
やるだけやって自分を受け入れれば良いです。
私なまじ予備校講師時代も長かったので受験期は思うことが増えてしまいます。
今でも新聞に載る試験は解き始めてしまいます。
今日は甥のこともあり話が歯科から逸れましたが、そんな歯科医師がやっているのがおいかわ歯科クリニック~横浜インプラントセンター上大岡~です。
明日もたくさんの方にお越し頂けることに感謝し誠心誠意大好きな歯科治療に従事いたします。
では、明日も笑顔と感謝の気持ちを忘れずに前向きに過ごしたいと思います。
日本口腔インプラント学会専門医
ICOI Diplomate(国際インプラント学会指導医)
歯科医師 老川秀紀


開院6年経過しました。 横浜市港南区上大岡のおいかわ歯科クリニック~横浜インプラントセンター上大岡~

こんばんは。横浜市港南区上大岡のおいかわ歯科クリニック~横浜インプラントセンター上大岡~老川です。
今日は当院開院日でした。
2009年10月12日に開院して丸6年が経過しました。これから7年目に突入します。
無我夢中に過ごしてきて、その間に家族も増えました。
開院したときは3台だった治療台も10台となっています。
時間は経ちましたが、開院したときのことは昨日のことのように瞼に浮かびます。
数ヶ月後にはこのまま閉めないといけないんでなかろうかと思ったことも。
白髪が一気に増えて体重もどんどん減って・・・なんてこともありました。
今も毎日頭を悩ませることがたくさんあります。
それでも大好きな診療を日々積み重ねてきて今があります。
自分と関わってくれたあらゆる人に感謝しています。
両親、妻子、兄妹、スタッフ、そして患者さん。
まだまだ私に出来ることがあると思っていますし、やらねばならないことがあると思います。
これからも日々前向きに参ります。
明日もインプラント手術です。
9月から毎日のことのように手術が続いています。明日は私が抜歯した部位に対して行う手術なので安心です。
と言いますのも、インプラント医はいつも骨と歯肉を相手にしています。どのように歯肉があるのが、骨があるのがありがたいのか身にしみていますので、そこに繋がる抜歯を非常に繊細に行います。
いかに綺麗な治癒をしてくれる抜歯を行うか。これは非常に大切です。
ただ抜くのでは無く骨が再生してくれるように、歯肉が綺麗に治癒するように抜く。
あらゆる治療がそうですが、ただ治療するのでは無く一つ一つの行為に目的を持って行うことが大切だと思っています。
では、明日も笑顔と感謝の気持ちを忘れずに前向きに過ごしたいと思います。
日本口腔インプラント学会専門医
ICOI Diplomate(国際インプラント学会指導医)
歯科医師 老川秀紀


お盆診療 横浜市港南区上大岡のおいかわ歯科クリニック~横浜インプラントセンター上大岡~

こんばんは。横浜市港南区上大岡のおいかわ歯科クリニック~横浜インプラントセンター上大岡~老川です。
久しぶりの更新となってしまいました。
先日患者さんから読んでますよと伺ってしまい書かねば(汗 と思った次第です。
酷暑の日々で体調崩されている方も多いようですがご自愛ください。
お盆の診療ですが、当院は14日のみ休診となります。
例年のことですが、私も含め全員夏休みは頂きますが、医院自体の休診はできる限り作らないようにしております。
かかりつけの先生がお休みの時でもトラブルを起こしてしまうのがお口の疾患(特に歯の痛み)です。
当院ではその時に考えられるできる限り良い応急的な対応を取らせて頂きかかりつけの先生に引き継いで頂けるように対応しています。
かかりつけの先生がいるから・・・とか遠慮なさらずお辛いときはご連絡ください。
長期の休み前はインプラント手術を控えめにしていますので、今月は月末以降に集中してきます。
静脈内鎮静法下での手術も数ケースありますので、準備をしっかりとして参ります。
明日は朝からセラミックの装着やインプラント上部構造の装着が続いていきます。
さて、明日も暑いことと思いますが、笑顔と感謝の気持ちを忘れずに前向きに過ごしたいと思います。
日本口腔インプラント学会専門医
ICOI Diplomate(国際インプラント学会指導医)
歯科医師 老川秀紀


ペンシルバニア大学研修 横浜市港南区上大岡のおいかわ歯科クリニック~横浜インプラントセンター上大岡~

おはようございます。横浜市港南区上大岡のおいかわ歯科クリニック~横浜インプラントセンター上大岡~老川です。
日本は夜だと思いますがこちらは朝です。
と言いますのも私は今アメリカはペンシルバニア大学に研修に来ております。
毎年の様にアメリカに来て研修を受けてきております。
ニューヨーク大学、コロンビア大学、ハーバード大学などに研修に参りましたが、今回のペンシルバニア大学は楽しみでした。
というのはアメリカの歯学部でペンシルバニア大学は色々な意味でトップです。
日本でもペンシルバニア大学で研鑽を積まれた先生方が活躍されています。
今回インプラントに関してはBMPとPDGFの行方が何となく見えたことが個人的には大きかったです。
もう一つ楽しみでったことは歯内療法の講義です。
歯を守ることは歯科医師の使命です。その為に歯内療法は欠かせません。
先月は歯根端切除術も数ケースありましたが、それについての考え方も改めて学ばせて頂きました。
歯内療法での世界的権威Dr.Kimのレクチャーを受けられたことは非常に良い経験となりました。
日本とアメリカでの歯内療法の隔たりは非常に大きな物があります。
これは日本には保険診療という制限診療が絡むので仕方が無い部分があるのですが、それでも本流を学ぶことは大切です。
歯内療法とは歯の根の治療、根管治療ともいいます。
例えば奥歯(大臼歯)の根の治療を受けるとアメリカでは1,000~2,000ドル(10~25万円)ほどかかります。日本では患者さんのご負担は6,000円程度です。
この費用の差で同等のクオリティということは無理といっても仕方ないのかもしれません。
日本の根管治療は保険制度と共に歩むことで本流とずれてしまった部分があることも否めないと思います。
当院ではマイクロスコープも導入して、症例によって使用しながら治療を行っております。
アメリカでは1,998年より歯内療法の専門医はマイクロスコープを用いることがADAにより義務化されているそうです。
日本で同じ形は不可能でしょう。
ただ、費用と時間がかかってしまってもしっかりとした治療を行いたい患者さんのためにその為の技術を身につけること、機材を用意することは必要だと思います。
今日の午後はマイクロスコープでの歯内療法のトレーニングを受けてきます。
これがまた楽しみです。
学べることは本当に幸せです。
不在にすることで患者様方にご迷惑をかける部分もございますが、治療という形でお返しする所存です。
では、今日も笑顔と感謝の気持ちを忘れずに前向きに過ごしたいと思います。
日本口腔インプラント学会専門医
ICOI Diplomate(国際インプラント学会指導医)
歯科医師 老川秀紀