こんばんは。横浜市港南区上大岡のおいかわ歯科クリニック~横浜インプラントセンター上大岡~老川です。
昨日は日本代表がオマーンに勝利してくれてホッとしました。
同じ時間にNHKで歯ぎしりについての番組がやっておりました。
出演は神奈川歯科大学矯正科佐藤教授でした。
私は矯正治療は神奈川歯科大学で勉強させて頂き、佐藤教授の卒後コースを数年受講しておりました。
同期が神奈川歯科大学矯正科にいることも有り、シビアな矯正ケースはご紹介もしております。
普段当院で患者様にお話ししていることを佐藤教授も話されておりました。
歯ぎしりの話をすると怪訝な顔をされる患者様も多いのですが、歯ぎしりをしていない人はいないということ。
歯ぎしりは人生にとって必要な物でもあると言うこと。
ただし、崩壊につながらないスムーズな歯ぎしりが望ましいと言うことになります。
私の矯正治療のゴールはスムーズな歯ぎしりが行える噛み合わせを構築することです。
良い歯ぎしりのためには前歯が噛んでいることが大切です。顎を横に動かしたときに奥歯が強く擦れないことが望ましくなります。
歯ぎしりを止めることは出来ません。治すことも出来ません。
しかし、良い歯ぎしりを行える方向に導くことは出来ます。ただし、根本的には矯正治療になって参ります。
さらに言うと、佐藤教授は親知らず以外の抜歯をしての矯正治療を極力行いません。私も極力行いません。
なぜならスムーズな歯ぎしりが行える噛み合わせを構築しにくくなるためです。
この辺りのことは書き切れる物ではないのでこのくらいにしたいと思います。
昨日は抜歯を伴うインプラント手術がありました。年末に欠けてインプラント手術が続いていくのでそちらの準備もしっかりと行って参ります。
では、明日も笑顔と感謝の気持ちを忘れずに前向きに過ごしたいと思います。
日本口腔インプラント学会専門医
ICOI Diplomate(国際インプラント学会指導医・役員)
歯科医師 老川秀紀
2012年11月15日 更新