おはようございます。横浜市港南区上大岡のおいかわ歯科クリニック~横浜インプラントセンター上大岡~老川です。
私は今日から水曜日までお休みを頂き海外へ行って参ります。
長らくお世話になっている先生の結婚式に参加するためです。
めでたい話なのでご理解ください。
さて、結婚にちなんでのお題です。
よく、患者様にお話しすることなのですが、虫歯も歯周病も細菌感染症なんです。
虫歯は虫歯菌、歯周病は歯周病原菌が引き起こします。
私には4ヶ月の息子がいますが彼はまだ歯がありません。彼はまだ虫歯菌も歯周病原菌も保菌しておりません。
いつか、どこかで親である私たちから感染します。
ほとんどの場合、母親の虫歯菌のDNAと子供の細菌のDNAは一致してきます。
母子感染が多いということです。
親がたちの悪い細菌を抱えていると子供にも移りやすいということです。ですので、お子様のいる皆様、しっかりと虫歯・歯周病を治しに、ケアしにいらしてください。
そして、成人になってからは歯周病の要素が大きくなります。
これは親子もそうですが、夫婦間やパートナー間での感染が生じます。
私自身の患者様でも経験があります。奥様は綺麗な口の中。ご主人は治療を放置し、進行した歯周病がありました。結婚前からお2人を見ていたのですが、(2人とも私の友人です)交際し、結婚後奥様が歯茎が腫れた気がする。と来院されました。
チェックしてみると、、、「嘘でしょ!?」と言いたくなるくらい、一気に歯周病が進行していました。
申し訳ないですが、原因はご主人としか考えられませんでした。
虫歯、歯周病は細菌感染症です。欧米では古くからKissing Diseaseと言われます。
パートナーのお口も気にされてくださいね。
私は今回ご結婚なさるご夫婦共に口のな環境が良好なことを願います。笑
飛行機と、滞在中にたまった仕事をやってきます。原稿書きとスライド作りがあるので・・・
では、今日も変わらず笑顔と感謝の気持ちを忘れずに前向きに過ごしたいと思います。
ICOI Diplomate(国際インプラント学会指導医・役員)
日本口腔インプラント学会専門医
歯科医師 老川秀紀
2012年10月21日 更新