おはようございます。老川です。
もう1月も半分が過ぎてしまいました。新年らしさをあまり感じないまま日々診療しております。
先日の連休はパシフィコ横浜で横浜デンタルショーが開催されました。
私は11日に妻と行ってきました。歯科の世界はどんどん新しい器具、機材が出てきます。常にアンテナを張っておき、それが良いものか否かを見分けていかないと本当に良い医療は提供できなくなっていきます。
良い医療を提供したいと思い、当院ではCT(歯科用コーンビームCT)、殺菌水生成装置の導入や、治療室の個室化、手術室を設けました。
先日いらした患者様も、根の治療のためCTを撮影して病巣がどこが原因であるかを確認してから治療開始いたしました。人の体は立体です。平面に映し出されるレントゲンだけでは限界があることも事実です。保険は利かないCT撮影ですが、良い治療を受けたければ必須かもしれません。
デンタルショーの中のセミナーで長くお付き合いをさせて頂いているコアデンタルラボの田中さんが講演されるとのことで拝聴させて頂きました。
症例の中に私のケースが2症例使われておりました。両方ともいわゆる差し歯で、ジルコニアを用いたものなのですが我ながら中々きれいに仕上がったかなと思っていたものです。メタルボンドがジルコニアに替わり、大きなスクリーンに大きく映された自分の仕事を見るのも不思議なものです。インプラント学会での発表なども同様に行ってきたのですが、自分が話すのと、自分の仕事をほかの方が話すのでは感じ方が違いますね。
デンタルショーで発見して早々に導入を決めたものもあります。患者様によりよい歯科医療を提供できるよう研鑽を積んでいきたいと思います。
では、今日も笑顔と感謝の気持ちを忘れずに前向きに過ごしたいと思います。
歯科医師 老川秀紀
2010年01月16日 更新