こんばんは。横浜市港南区上大岡のおいかわ歯科クリニック~横浜インプラントセンター上大岡~老川です。
今日で11月も終わりですね。
今月はアメリカに行ったり、大きな会での講演があったりと慌ただしい月でした。
先週末は私もインストラクターを拝命しているデンツプライ社のジャパンサミットでお話しさせて頂きました。
1200人強の方がいらしたとのことで賑わっておりました。
インプラント治療もこの10年で様々な変遷を遂げています。
世界の潮流についていくことと、その真偽を見極めながら本流を選択せねばなりません。
私自身の臨床も変わってきたこともあります。
いずれにせよキーワードは
デジタル
でしょう。
私自身も今後の方向性を多少定める事が出来た部分もあり有意義な2日間でした。
さて、お題のメンテナンスですが、これはとても大切です。
先進諸国の中でこれだけメンテナンスが行われていない国は日本くらいです。
治療した周辺の変化やチェック、歯肉の変化や歯周ポケットの変化、患者さんのプラークコントロールの状態や変化。見ることは多岐に渡ります。
今
変化
という言葉を複数回使いました。
変化というものは経時的に見ていかねば分かりません。
いつもしっかり綺麗にされている方の歯肉が何かいつもと違う。
何か体調が良くないのか、ご家族の問題等でお悩みなのかなど想像することは様々ですし、その状態を探りながらお手伝いをさせて頂くことも我々歯科医院の重要な役割です。
先日開院以来ずっと拝見させて頂いている患者様がメンテナンスのために仙台からお越しになりました。
5年以上のお付き合いとなりますと、数ヶ月ぶりのご来院でも少しの変化に気付くことが出来ます。
医学的にも色々なのですが、何より人として嬉しいです(^^)
そのような方もいらっしゃれば、当然何かが起こらないとお越しにならない方もいらっしゃいます。
そのことを否定する気は毛頭ありません。
ただ、大抵は治療が大きくなってしまいます。早く気付けばとらないで済んだ神経。かからないで済んだ時間、お金。
数ヶ月に一回の痛くない歯科医院通いの方が健康に寄与してくれます。
改めて皆様にお伝えしたいと思います。
今月は帰国してからはインプラント手術が続きました。
似たような施術でも一つとして同じものはありません。
都度プランを立て、様々な想定をしながら施術をしております。
明日からは師走です。
笑顔と感謝の気持ちを忘れずに前向きに過ごしたいと思います。
日本口腔インプラント学会専門医
ICOI Diplomate(国際インプラント学会指導医)
歯科医師 老川秀紀
2014年11月30日 更新