矯正治療と咬合(噛み合わせ) 横浜市港南区上大岡のおいかわ歯科クリニック~横浜インプラントセンター上大岡~

こんばんは。横浜市港南区上大岡のおいかわ歯科クリニック~横浜インプラントセンター上大岡~老川です。
今日は私はお休みを頂き家族と過ごしておりました。
昨日は日本歯科麻酔学会認定医の褄が静脈内鎮静を行いその下で上顎に4本のインプラント埋入手術がありました。
骨のコンディションもさほど問題無く、施術自体は1時間かからない程度で終了いたしました。
既に下顎にも5本のインプラント植立を行わせて頂いている患者様でした。後2~3ヶ月で義歯と縁が切れるようになると思います。
当院はインプラント治療希望の方に多くお越し頂いておりますが、審美歯科治療や矯正治療の方もたくさんお越し頂いております。
私が行う矯正の基本は非抜歯矯正です。ただし親知らずはほぼ必ず抜きます。
抜歯、非抜歯それぞれにメリットデメリットがあります。
例えば上顎の前突感が明らかでそれが主訴の方に非抜歯はいささか向きません。
しかし上が出ているように見えるが実は下顎が引っ込んでいた。という方の上顎を抜歯すると前歯が引っ込みすぎてしまいます。
そのような場合は下顎を前方に適応させるような矯正を心がけます。
成長期のお子様の場合適応してくれやすいのですが、成人では中々スムーズにいかないこともあります。人の体も千差万別ですので根気よくやらねばならないことも多いです。
非抜歯で行った成人矯正の1症例を。
術前
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術後
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前歯が重なっていたり、乱ぐいだったりということで抜歯の選択という話になるケースもありますが、多くは非抜歯で対応できると考えております。
とはいえ、もちろん抜歯で行うケースもあります。
ご相談にお越し頂く方によっては
何が何でも非抜歯で出っ歯を治して欲しいんです!
という方もたまにいらっしゃいますが、無理なものは無理と申し上げております。
私はインプラント専門医でもありますが、矯正も自分で手がけております。
インプラント医もあくまでも歯医者です。歯並び、噛み合わせ、諸々をトータルで診断した後に治療計画を立てねばなりません。
インプラントを行う術前に矯正を絡めることも多々あります。
人に物を伝えるというのは中々難しく、インプラントや補綴(かぶせ物)の治療に一定以上の理解をしてくれている者に矯正をオーダーすることは難儀でもあります。
それなら自分で勉強した方が早い!という私の性格です。
休みの日と診療していない時間は勉強に充てれば良いだけですので、神奈川歯科大学の佐藤元教授の卒後コースに参加したのがだいぶ昔になりました。
明日は午前午後とそれぞれインプラント手術があります。
明日も笑顔と感謝の気持ちを忘れずに前向きに過ごしたいと思います。
なお、先日副院長林のお身内に不幸があり、土曜日午後の彼の診療の変更をお願いさせて頂いております。皆様お忙しい中ご予約を頂いているので心苦しいのですがご理解のほどよろしくお願いいたします。
老川・渡邊・山﨑3人の歯科医師で当日出来るだけの対応をさせて頂く所存です。
日本口腔インプラント学会専門医
ICOI Diplomate(国際インプラント学会指導医・役員)
歯科医師 老川秀紀


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