スウェーデンマルメ大学インプラント研修 横浜市港南区上大岡のおいかわ歯科クリニック~横浜インプラントセンター上大岡~

おはようございます。横浜市港南区上大岡のおいかわ歯科クリニック~横浜インプラントセンター上大岡~老川です。
今スウェーデンに来ております。マルメ大学でインプラントの研修に参加しました。
かれこれこの10年毎年の様に海外に研修に行き続けてきました。
しかし初めてのスウェーデンです。
スウェーデンは近代インプラント治療発祥の地。昨年お亡くなりになったブローネマルク先生の地です。
歯周病治療でもアメリカンペリオとスウェーディッシュペリオという言葉があるように歯科では2大の地です。
コンサバティブな部分はアメリカよりは日本に近いのかなというイメージを勝手に持っておりました。
今まで行ってきたアメリカの各大学でもそうですが、こちらでも異国の地で頑張っている同世代の日本人歯科医師がいる。どれだけの困難に立ち向かいながらくじけずやってきたのかと考えずにはいられません。
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さて、写真は今回見学したインプラント手術です。術者の目の前にパソコンがあることが分かります。
ナビデントというガイデッドサージェリーシステムです。
ガイデッドサージェリーシステムとはCTなどから得たデータを基にコンピューター上でインプラントを入れる向きやサイズを設計し設計通りに手術しようというものになります。
今までのガイドとはまた違うコンセプトのシステムです。が術者はやりにくそうでした。笑
今の時代あらゆることとコンピューターを切り離すことは出来ないだろうと思います。
ただ、すべてが設計通り、デジタルで何とかなるのかというとそれも違うだろうと。やはりそれを生かす人がアナログなことを理解した上でやらねば効果が薄まる。あるいはトラブルの基になる。
インプラントにおいても歯肉を触る、骨を見る、CTと現実のギャップが大きいことがある。そこで術者がいかにフレキシブルに対応できるか。
これはアナログの訓練を積んでいくしか無いんですね。デジタルを上手く使うことでその成長が早まったり、事故を減らすことが出来たりします。
海外の研修に参加し始めた頃はどこに行っても最年少の受講生でした。ここ最近自分より若い世代が少しずつ研修の現場に現れ始めました。
数年違うだけでもだいぶデジタルに支配されているなと思います。スマホを触る手際などかないやしません。
私たちの業界もどんどんデジタルに浸食されていきます。私たちは患者さんという人相手の仕事です。
画像が相手ではありません。診査診断に用いるだけだったデジタルが治療の現場に顔を出してきているわけですが、改めてそれを用いる人の重要性をオペ見学を通して感じました。
後は、日本人はやはり器用だなとも感じました。スウェーデンは歯科においては先進国かもしれませんが、セラミックのクオリティなどは日本が世界一だと思います。
今回の研修でも新たな人との出会いがあり、そこに導いてくれた様々な人に感謝いたします。
こちらは日が昇りました。
今日も笑顔と感謝の気持ちを忘れずに前向きに過ごしたいと思います。
日本口腔インプラント学会専門医
ICOI Diplomate
歯科医師 老川秀紀


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