こんばんは。おいかわ歯科クリニック~横浜インプラントセンター上大岡~老川です
昨日は抜歯即時インプラント埋入のオペがありました。その前後もアポイントの患者様でかなりタイトなスケジュールでした。
やはりインプラント治療にはCTでの正確な診断が必須になります。
昨日の手術ももし通常のレントゲンだけで診断していれば、根尖が上顎洞に交通しているように見え、抜歯と同時にソケットリフトを行うような診断になっていたと思いますが、CTでの診断によって根尖の口蓋側にある程度の骨があることが分かっていたので、少しの傾斜埋入でソケットリフトを回避し、固定も50Nは振り切り骨補填も行いオペが終わりました。相も変わらず使ったドリルは直径2.2ミリまでで後はエクスパンジョンです。
今月は抜歯即時インプラントのオペが多く、午前午後オペという日もあります。
午前午後オペにしてしまうとその曜日ご希望の他の患者様のご予約がほとんど受け入れられなくなってしまうこともあり、個人的には1日1オペくらいのペースが好きです。
明日は朝から前歯のインプラント上部構造装着です。仕上がりが楽しみです。
いつものことながら技工士さんに立ち会って頂いて色も見ておりますので、天然歯と見分けがつかないような結果にしたいと思います。
では、明日も笑顔と感謝の気持ちを忘れずに前向きに過ごしたいと思います。
歯科医師 ICOI Fellow (国際インプラント学会認定医) 老川秀紀
2010年09月08日 更新